お墓に住む子供たちを訪ねてみました
セブ島というと、青く澄んだ海と白い砂浜が人気のビーチリゾートで、
比較的治安がよく、観光地として多くの人が訪れます。
その一方で道には、ストリートチルドレンがいて
「ハングリー」と言って、手を出してくることも多々あります。
ストリートチルドレンはどんな暮らしをしてるんだろう?? (?_?)
今回はボランティアに参加して、お墓に住む子供たちを訪問してみました。
お墓に住む子供たちを訪ねてみました。
場所は、アラヤモールやSMモールからタクシーで約10分。
放置された中国人の墓地に住みついたそうです。
墓地というから、日本のお墓を想像していましたが、コンクリートで出来た大きなお墓でした。
確かに、頑丈だし住むのには十分なスベースはあるなって思いました。
洗濯物が干してあって、生活感ありますね。(#^^#)
お墓って言われなければわからないです。敷地も広く住宅地みたいです。
お宅訪問させてもらいました。
その内のひとつのお宅にお邪魔させていただきました。
おとうさん、おかあさん、子供3人の家族5人で住んでるそうです。
写真の2人は小学校に通ってます。
後ろのハンモックに赤ちゃんがひとり寝ています。おとうさんは仕事でいませんでした。
家の中は2畳位の大きさで、半分は二段ベットでした。
キッチンもあり、生活するのに必要なものは揃ってます。
ご夫婦の結婚式の写真も飾られていました。
こちらのお宅ではそんなに大きくないけど、サリサリストア(小売店)を経営していて食料品などの販売をしていました。
ちょっとしたものなら、わざわざ買いに行かなくても敷地内で間に合いますね。(^.^)
写真の左上においてあるのが商品です。↓
お宅拝見さてもらって、全くもって家で、お墓という感じはありませんでした。
みんなで歌を歌ってゲームをしました。
まず、みんなでお祈りをしてから、歌を歌いました。
歌は知らない歌だったので、歌ったのは子供たちでした。(*^。^*)
歌の後はゲームをしました。
猫がネズミを捕まえるゲームです。
猫とネズミをひとりづつ決め、ネズミは猫に捕まらないように逃げます。
円になってるみんなはネズミが逃げるのを協力して、猫が捕まえるのを妨害します。
子供たちは、すばしっこいですね。(^.^)
次のゲームは鬼がリーダーをあてるゲームです。
みんなはリーダーと同じ動作をします。例えば、リーダーが頭を叩いたら、みんなも頭を叩きます。
リーダーが手をクロスしたら、みんなも手をクロスします。
リーダーは鬼にきづかれないように動作を変えて、鬼は誰がリーダーか当てます。
ゲームは言葉が違っても、みんなで楽しく遊べるからいいですね。(*^。^*)
子供たちにしゃぽん玉を配ったら、みんな楽しそうに遊んでました。
久しぶりにシャボン玉をみました。きれいですね~
しゃぼん玉とんだ♪ 屋根までとんだ♬ 屋根までとんで 壊れて消えた♩
ごはんの時間です。
本日のメニューは「ごはんとソーセージ」です。(*^-^*)
みんな、おいしそうに食べてます。食べてる時って幸せですよね。(*^-^*)
ごはんの後は一人づつ洋服を配りました。洋服といっても古着です。
みんな嬉しそうに受け取っていました。
貰ったシャツを首にまいています。(*^-^*)
約2時間の滞在でしたが、みんな笑顔で人懐っこかったです。
積極的によってきてくれて、手をひっぱたりされました。
ボランティアに参加してみて
お墓っていうと「お化けがでそう…」とか暗いイメージがありましたが、普通に住宅地に住んでる感じです。
すごい笑顔で明るい子供が多かったです。
子供たちは学校にも通っているし、貧しいとか可哀そうとかは全くありませんでした。
お墓に住んでいて可哀そうという、正直どこかでそういう先入観がありましたが、いたって普通の子供たちでした。
ここにいる子供たちは純粋に笑顔で楽しんでいました。
豊かだから幸せとは限りませんもんね…
今日は楽しい一日を過ごすことができました。(*^-^*)
今回はSLPCのスタディツアーに参加しました。
毎月1回 土曜日 15:00~17:00
参加費 500ペソ